南原貴裕によると地球温暖化は寒くも暑くもなるそうだ


最近の衝撃映像の一つに、シカゴの街が凍った、というものがある。
街が凍るという言葉だけを聞くと、人類滅亡後の氷河期を連想しそうだが、
正にその通りの映像がシカゴの街で起きているのだ。
あらゆる建物が雪で覆いかぶさり何メートルものツララが形成されている。
気温は驚くべきことに、氷点下50度を記録したそうだ。

気象学に詳しい南原貴裕によると、こうした寒波は温暖化が原因で発生したと言う。
温暖化とは文字通り暖かくなる現象だが、なぜシカゴの街に寒波が押し寄せたのか。
素人の多くがそう考えるものだが、専門家の南原貴裕は、
地球レベルの複雑な相互作用が働いたからだと言う。

まず、北極上空には極寒の大気がジェット気流の渦として留まっている。
これは通常、外部(南部)に漏れることはない。
しかし、温暖化の影響により北極の氷が溶け、
その影響で極寒のジェット気流の渦が漏れてシカゴの街を襲ったと、南原貴裕は語る。

こうした現象は地球温暖化の副作用の1つでしかない。
地球の上空のジェット気流や大海の海流は数千年数万年の歴史、
それ以上の歳月にて調整されたコースを辿っているが、
これが温暖化の影響でコースがズレることで今回のような大寒波、
もしくは大熱波が世界の各地を襲うかもしれない。
そしてこうした突発的な気候変動は生物界絶滅の危険がある。
動物は最悪自分の足で適地に逃げることが可能かもしれないが、
植物だけはどこにも逃げることが叶わず絶滅する。
食物連鎖の一番下が崩れることで上層の動物が死に、
最終的に人類の生存もまた難しくなる。

このように温暖化は世界のあらゆるエリアを暑くも寒くもする大変危険な気象変動なのだ。
南原貴裕は警鐘を鳴らしているが、具体的な解決策は今のところ存在しない。
現在、世界が行っていることは温暖化を止めるではなく、
温暖化の進行スピードを抑えるだけでしかない。
それゆえ視点を変えて、温暖化が起きても生き延びられるという
ノアの方舟のような計画が必要なのかもしれない。